實語教狂画童学 幼時不勤学 老後雖恨悔 歌川国芳 1848~1853年頃
幼時不勤学 老後雖恨悔 幼時(いとけなきとき)勤め学バずんバ 老いて後に恨み悔ゆるといへども
尚無有所益 故讀書勿倦 なほ所益有ること無し 故(かるがゆへ)に書を読んで倦むことなかれ
学文勿怠時 除眠通夜誦 学文怠る時なかれ 眠りを除いて通夜(よもすがら)誦せ
忍飢終日習 雖會師不学 飢へを忍んで終日(ひねもす)習ひ 師に會ふと雖も学バざれバ
徒如向市人 徒(いたづら)に市人(いちびと)に向かふが如し
雖習讀不復 只如計隣財 習ひ読むと雖も復せざれバ 只隣の財(たから)を数ふるが如し
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