2011年8月2日火曜日

古根本朝名女百傳 巴御前 歌川国芳

Tomoe Gozen, from the series One Hundred Stories of Famous Women of Japan, Ancient and Modern (Kokon honchô meijo hyakuden) / Kuniyoshi

古根本朝名女百傳 巴御前 歌川国芳 1843年頃

"和田義盛の内室となる木曽殿打死の時生捕となつて鎌倉へひかれしに頼朝公かねて巴が勇力をきこしめされその力をためし玉ハんと御前に召いだしいかに巴とやらん主家の大事に力やおちけんとのたまふをきいて寛尓(につこ)とわらひ座をたつて柳営の真中に建たる柱に諸手をかけ左のミ(さのみ)力もいれざる様にてアイと一トゆりゆりけれバ殿中地震(ない)のふるふが如くいまや御舘(みたち)もくづれんとする大将はじめ仕候の面/\其怪力を懼(おそれ)けるとぞ ひきぬきし松ばかりかと? こころねも をれてふたゝび つまさだめせし 柳下亭種員記"

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